
結婚式をすることは決まったけど、何から始めよう?
そもそも結婚式場ってどうやって探すの?
結婚式をすることは決まったけど、結婚式の準備って何から始めたらいいんだろう…と困ってはいませんか?
とりあえず分からないからと、がむしゃらにインターネットで式場を調べても、実際に結婚式場を決定するには、様式や人数・予算設定などが必要なので、ただ疲れてしまうだけです。
今回は、実際に少人数結婚式を挙げた私の経験談をもとに考えた、少人数向け結婚式場の効率の良い探し方について説明します。
50人程度のゲスト数であれば、広さや立地はそこまで考慮しなくても良いですが、少人数ではそうはいきません。
あまりにも広い会場だと寂しい印象になってしまいますし、会場の送迎を利用するにも人数制限がある場合が大半です。
なので、結婚式を挙げるうえでまず考えるべきこと、そして考えた内容をもとにどうやって式場を探すかを一つ一つ説明していきます。
どんな結婚式にしたいか、何人程度をゲストに呼ぶのか、予算はどのくらいにするかなど、この記事を読みながら、あなたの理想の結婚式を想像しながら式場を探してみてください。
結婚式場を探す前に、結婚式で最重要視したいことを決めよう

まず、結婚式場の探し方を説明する前に問いたいことがあります。
あなたが結婚式で最も重視したいことは何でしょうか?
この問いに即答できる方は、この項目をすっ飛ばして次のステップへ進んでください 笑。
「なんだろう?」「分からないな…」と思った方は、とりあえず次の5つの中で最も重視したいものを決めましょう。
- 衣装
- 挙式スタイル
- 式場タイプ
- お料理
- ゲスト人数に見合う会場or演出
この5つについて、一つ一つ詳しく見ていきます。
衣裳

このブランドのドレスが着たい、この形のドレスがいいなど、自分が着たい衣装がある方は、衣裳に合わせて会場を選びましょう。
ドレスは、衣装店などによって品ぞろえが変わる場合があります。また、和装か洋装かでも、選ぶ挙式会場や披露宴会場が変わってきます。
ドレスショップで安くレンタルしたい、手作りしたドレスを着たいなどの理由で、式場にドレスの持ち込むことを考えている方は、『持ち込み料』が重要になります。

持ち込み料を明記していない会場も多いので、式場探しの際は、問い合わせて確認しておくことを忘れずに!
挙式スタイル

代表的な挙式スタイルは次の4つがあります。
- 教会式
- キリスト教式
- 神前式
- 仏前式
主に、教会式、キリスト教式はチャペル、神前式は神社や式場内の神殿、仏前式はお寺などで行います。
挙式スタイルを考慮したほうが良い理由は、
- この会場では教会がよかったけど、別の会場では神殿が素敵だった
- 神社で挙式がしたいから、披露宴をしやすい提携しているホテルなどを探そう
など、それぞれの会場に特徴があったり、当日のスケジュールを円滑に進めるために会場を考える、といった探し方に変わってきたりするからです。
教会式・キリスト教式を考えている、挙式スタイルへのこだわりはない、人前式(形式に捉われないスタイル)を考えている方は、ゼクシィ やHanayume(ハナユメ)
などの大手結婚式場サイトで式場を探してみましょう。
神前式、仏前式を考えているならば、和婚スタイル などの神前式、仏前式に特化した結婚式場サイトで会場を探すとより効率良く式場探しができるでしょう。
式場タイプ

結婚式は、結婚式専門の会場だけでなく、ホテル、ゲストハウス、レストランなど、いろいろなところで挙げることができます。
仏前式などを考えている人は、実家で挙げるという選択肢もあります。
- ゲストが遠方から来るから、そのまま宿泊できるホテルウェディングがいい
- 白亜の洋館に憧れるから人気のゲストハウスウェディングがいい
など、挙式スタイルよりも挙式する場所を重視する方はまず会場自体を考えてみましょう。
もちろん、結婚式専門の会場よりも、レストランウェディングの方が格安の場合が多いので、「何より予算重視!」という方も会場から考えてみると良いでしょう。
お料理

披露宴や会食をするなら、『お料理』はおもてなしの最重要ポイントの一つです。
洋食・和食などの提供できる料理の確認はもちろん、ゲストのアレルギーによる料理の変更や料理で演出をしたいなど、ゲストへのおもてなしを重視する方は、『お料理』を重要視すると良いですね。

例えば、シェフによる料理の演出は、フランベや盛り付けの工夫、お料理の説明などがあるよ
ゲスト人数に見合う会場or演出

少人数結婚式の場合では、必然的に重要視しなければならないのが人数です。
ここまで説明した4項目が全て、自分の好みに当てはまっても、ゲストの人数によって選べる式場・会場が限られてくる場合があります。
参加人数がゲスト込みで40人以下であれば少人数結婚式と言われています。人数が少なければ少ないほど、できることや使える会場が限られてくるでしょう。
最近はコロナ禍というのもあり、少人数婚が浸透し始めてきたので、以前よりは選択肢がはえましたが、考慮しておくと後悔はないでしょう。
結婚式場探しの流れ
結婚式場探しはいつから始める?時期は半年前?
結婚式場探しは、挙げたい日があれば、その半年から1年前に始める方が多いようです。こだわりがある人は1年以上前から始める方もいらっしゃいます。
個人的には、考え始めたなら探し始めてよいと思います。
特に大安吉日、春・秋などの気候が良い日は、人気ですぐ予約が埋まってしまうので、考え始めたならそのまま行動に起こしましょう。

ちなみに、私は結婚が決まった時点で探し始めて、半年後に挙式をしたよ。

見学に行ってみて、半年後の空き状況を見て日取りを考えるというのも1つの手だね!
重視したいポイントが見つかったら、式場探しを始めよう
自分が重視したいポイントが決まったら実際に式場を探してみましょう。
探す方法は主に次の3つです。
- インターネット
- 店舗
- オンライン
インターネットで検索
多くの人が、まずインターネットを使って検索すると思います。私もインターネットでたくさん検索して、見学する会場を絞りました。
検索する際は、結婚式場のランキングサイトをうまく活用すると良いです。ただがむしゃらに検索しても、情報の多さに疲弊してしまうと思います。
『結婚式 挙げたい地域 ランキング』などと検索すれば、沢山の式場ランキングサイトが出てくるので、一通り見てみましょう。
私は少人数であること以外のこだわりがなかったので、「結婚式場 挙げたい地域 ランキング」で検索し、ランキングサイトをいくつか見て、どのサイトでも上位で評価が良い式場をピックアップし、見学予約しました。
ランキングではなく、近場の式場やある特定の地域の式場が知りたい場合は、Googleマップで「結婚式場」と検索する方法が場所や交通の便も分かっておすすめです。
また、ゼクシィ やHanayume(ハナユメ)
、和婚スタイル
などの結婚式場サイトで探すこともできます。これらのサイト内でもランキングがあるので、そちらも参考にしつつ探してみると良いですね。
ブライダル関係の店舗に行く
どうしても自分では選びきれない場合などは、ブライダル関係の店舗に行きましょう。
プロに相談ができ、希望の条件を伝えると、ある程度会場を絞って教えてくれるので、優柔不断で絞りきれない!という人にはとてもいいです。
ただ、何度も出向く必要があったり、地方では主要駅の近くにしか店舗がなかったりするため、人によっては面倒かもしれません。
また、店舗を介して見学予約や本契約をすることが多いため、契約前の値引き交渉はしにくいでしょう。※ままくまは利用したことがないので、あくまで憶測です。
ゼクシィ やHanayume(ハナユメ)
、和婚スタイル
などの各結婚式場サイトで予約ができるので、利用したい方は近くの店舗を探してみてください。
オンライン相談
今はコロナ禍ということもあり、今は店舗に行かずとも相談ができるオンライン相談窓口が増えました。
ここまでに何度も紹介しているゼクシィ やHanayume(ハナユメ)
、和婚スタイル
などの結婚式場サイトでもオンライン相談ができます。
オンライン相談のメリットデメリットは、場所を問わず相談できること以外は、店舗に行く場合とさほど変わりません。
探す時間がない、インターネットで検索する間も惜しい、もっと効率よく探したい、という人におすすめなのが、結婚式場サイトが主催するブライダルフェスタに参加する方法です。
効率よく式場探しをするならハナユメフェスタ!1か所でいろいろな式場を見て比較したり、プロに相談したり、ドレスショーやDIY体験ができたりします。
式場見学の予約もその場でできるようなので、非常に効率が良いイベントですね。
式場の公式サイトを検索しよう
式場をGoogleなどで検索すると、公式ホームページやブライダルサイトの口コミが見つかると思います。
気になる式場を見つけたら、式場名を検索して、これらを必ずチェックしましょう。
確認点は、
- 会場の様子
- 少人数プランがあるか
- 口コミでの予算はいくらか
の3点です。
会場の様子
これは言わなくても皆さん必ずチェックしますよね!笑
式場のホームページにある写真、口コミに載っている写真など、会場の様子は必ず確認しましょう。
特に、口コミサイトにある画像は、何の加工もされていないそのままの写真であるはずなので、会場の雰囲気が読み取りやすいです。
少人数プランがあるか
少人数プランがあれば、大体の値段が予想でき、式場へ出向く前に比較的予算決めがしやすいです。
また、少人数プランがないところは、そもそも少人数を受け付けていない可能性もあります。
どうしても、少人数プランの無い結婚式場で挙げたいと考えている人は、事前に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。
口コミでの予算はいくらか
ブライダルの口コミサイトには、費用明細を載せてくれている場合もあります。
大人数での予算は、参考になりにくい部分もありますが、演出や経験談がたくさん載っているので、確認しておいて損はありません。

自分が考えているゲスト数での費用明細が見つかれば、その価格で予算を組まれる可能性が高いから要チェック!
気になる式場が見つかったら必ず見学しよう
式場見学はできる限り行きましょう。ホームページの写真と実際の見た目は、確実に異なります。
特に少人数の場合は、使いたかった会場が思ったよりも大きかった!という場合こよくあります。ゲスト人数が少なくて使えない・お勧めされない会場も存在します。
理想の結婚式を挙げるためにも見学は必須です。
式場見学には事前予約が必要ですが、予約の際は、予めフェアや見学特典のチェックを忘れずに行いましょう。
会場によって、
- 1件目の見学で~をプレゼント
- このフェアに参加すると契約特典があります
などの特典があります。これらを活用してお得に見学しましょう。
希望の式場で、どこにもフェアや見学予約のページがないという場合も、聞けば見学できる場合があるので、まずは問い合わせてみてください。
式場見学は何件行くべき?
何件式場見学に行けばいいの?と疑問に思う方も居ると思います。
私は、理想やこだわりがあり、尚且つ時間がある方は、納得のいくまで何件でも何回でも行くべきだと思います。
ただ、どんな人も必ず3件は見学しておくことをお勧めします。
「たくさん行きすぎると決めきれなさそう…」という場合はもちろん、逆に「この会場1件しか考えていない!」という場合もです。理由は次の3つです。
- 理想と違った場合、探し直さなくて済む
- いろんな式場タイプを見学することで、視野が広がる
- 迷った時、人は3択だと決めやすい?
理想と違った場合、探し直さなくて済む
- 実際に見学したら理想と違った
- 少人数で挙げると寂しそうだからやっぱり違う会場にしたい
- 少人数だと考えていた会場で出来なかった
などのトラブルはゼロではありません。
また、見学したら希望の会場よりも良かった!という素敵な出会いもあるかもしれません。見学していく中で、新たな演出を思いついたり、提案してもらえることもあります。
色々な式場を見比べることができるのは今だけなので、直感でもここを見てみたい!と思った会場は、なるべく見学しておくと良いでしょう。
いろんな式場タイプを見学することで、視野が広がる
ホテル、ゲストハウス、結婚式場など、式場それぞれ特有の良さがあります。教会式や神前式にもそれぞれの良さや違いがあります。
なので、各タイプから少し気になるなと思う会場をピックアップして見学することもおすすめです。
見学時は、結婚式当日の流れを説明しながら案内してくれるので、当日の自分たちやゲストの動きを想像できます。
その会場だからこその利点や、式の雰囲気などを感じ取ることが出来ることで、「神前式ってよく知らなかったけど素敵!」「やっぱりチャペルでの式が良いな」など、自分の視野が広がったり、考えがまとまったりするでしょう。
一連の流れを見ながら、自分に合う式場を選んでみると良いですよ。
また、少し話はずれますが、見学時に着目しなさそうなポイントとして、会場が貸切でない場合は、同日に結婚式を挙げる人と着替えや通路が被らないか、ゲストが宿泊する場合どんな流れかなども確認しておくことをお勧めします。
迷った時、人は3択だと決めやすい?
『2択だと迷うけど、3択だと決めやすい』と聞いたことがあります。
調べてみると、「ゴルディロックス効果」という心理現象があり、三段階の選択肢があるとき、人は真ん中の選択肢を選びやすい傾向があるそうです。 その確率は5割だとか。

確かに、私が選んだ式場も見積もり価格が真ん中のところだった!
(選んだ理由はそれだけじゃないけど!!)
迷ったら真ん中にしようと思いやすいので、決めやすいというのはあながち間違いではないかもしれません 笑。
コロナ禍の今はオンライン見学ができる会場も増えたので、チェックしておきましょう。
また、見学の順番にも一工夫を。フェアの特典がいいものからはもちろんですが、式場予算が高そうなところから回ることをお勧めします。
当然、予算が高いところほど、会場が綺麗で見学時の演出が派手です。最後の見学でそんな会場を見てしまうとその勢いで契約したくなるでしょう。
契約後は、こんな演出要らなかったな、思ったより予算が足りない、なんてことになってもあまり値引きは出来ません。

演出の取り消しによる値引きはある程度可能だよ
なので、最初に高そうなところから見学していって、どの会場でも契約はせずに一旦持ち帰ることをお勧めします。
わたしはここだと決めているんだ!という人も一旦持ち帰って、契約する際は改めて予約し、出向きましょう。特に安く結婚式を挙げたいと考えている人は必ずです。
詳しい理由が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
今回は、少人数向けの結婚式場の探し方について説明しました。
効率よく式場を探すには、まず式場を探す前に結婚式で最も重視したいことを決めましょう。
「衣裳、挙式スタイル、式場タイプ、お料理、ゲストの人数」の中で自分はどれを重視しているか決めるだけでもだいぶ選択肢を絞ることができます。
自分の重視するポイントが決まったら、式場を探しましょう。
インターネットで探す際は、ランキングサイトをうまく活用すると良いです。
そして気になる式場がいくつか見つかったら、その式場のホームページや関連サイトを必ず確認しましょう。
確認事項は「確認点は会場の様子」「少人数プランがあるか」「口コミでの予算はいくらか」の3つです。
式場は、最低3つは見学しましょう。
- 理想と違った場合に探し直さなくていい、
- さまざまな式場タイプをチェックできる、
- 迷った時は3択だと決めやすい
という理由があるからです。
見学後、ここがいい!今日契約しないと特典が!という場合でも一旦持ち帰りましょう。
例えその場で断ったとしても、契約してくれそうな人ならある程度はサービスしてくれるはずです。
してくれなかったら、そこまでの式場なんだと割り切るのも一つです。
今回記事内で紹介した、ゼクシィ・ハナユメ・和婚スタイルに関しては、別記事にて詳しく紹介しておりますので、興味がある方はこちらもご一読ください。
この記事が、少しでも式場決めに困っているあなたの助けとなりますように。
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